蕎麦は基本的には蕎麦粉・水で全て決まってしまいます。
本来そばは焼いて食べる「そば餅」として中国から伝来し、お湯を入れ練って「蕎麦がき」になり、細く伸ばして「蕎麦切り」、いわゆる現代の麺料理のそばになりました。
お湯練りの蕎麦職人の西原氏に、そばの歴史、各地の蕎麦粉の特長、軟水・硬水の水の特長、朝まで良く語り合いました。
その中で蕎麦の実細かい長所・短所に行き着き、蕎麦粉の一番高級な喉越しの良い1番粉、いわゆる更科粉ともみ殻を取った外側の翡翠色した栄養価が高く灰汁が少なく香り高い甘皮粉に注目致しました。
蕎麦粉の必要な部位だけ取り出しているので、日本酒で言うなら大吟醸 ・大吟醸蕎麦ということで、『究極のそば』と命名致しました。平成9年製法特許を取得致しました。